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伝統霊気の時代から使われているレイキの技法

レイキでは、体の悪い部分に手を置いたときに、ぴりぴり、熱さ、冷たさ、痛さなど、手の平が受け取る感覚のことを「ひびき」と呼んでいます。

「ひびき」がわかるようになると、必要な場所に効果的にレイキができるようになります。病気の予防としても有効です。

「ひびき」は症状がでるずいぶん前から出ています。感知した段階でこまめにレイキをしておくことが大切です。

「ひびき」の種類

主な「ひびき」としては、熱さ(熱感、一種の治癒反応です)、冷たさ(慢性のものや古い問題と考えられます)、ぴりぴり感、脈動などがあります。

他にも、痛さとして伝わってきたり、重さや、何か引きつけられる感じ、刺すような感じなど様々な感覚があります。

実際には、熱さの中に冷たさを感じたり、痛みと同時に冷たさを感じたり、複数の感覚がミックスされて感じられることが多いです。 その部分の状態や、レイキをする人の感覚により、いろいろな「ひびき」の表現があるでしょう。

感じやすいひびきの種類も、最初は個人差があるようですが、実践を重ねていけばいろいろな種類のひびきを感じられるようになります。

「ひびき」を追う

レイキをしていると、「ひびき」が刻々と変化していきます。「ひびき」の変化によって、レイキによるその部分の状態の変化を感じることができます。

「ひびき」が消えるまでレイキをするのが理想的ですが、なかなか「ひびき」が消えない場合もあります。繰り返しレイキをしていけば「ひびき」が軽くなっていきますので、あきらめないことが大切です。

簡単なものは、レイキをするとすぐに「ひびき」が抜けていきますが、慢性のものなど根深いものは、「ひびき」が抜けたと思っても、奥から奥から新しい「ひびき」が出てきます。

それは、まるでミルフィーユのように積み重なった「ひびき」の層を感じ取っていくようでもあり、玉ねぎの薄皮を一枚一枚めくるように、レイキでその層を溶かし緩めていくようなものでもあります。

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「ひびき」の感覚

「ひびき」の感覚は、わたしたちが慣れている日常レベルの感覚に比べるとかなり微細な感覚で、小さなものを顕微鏡でのぞくような感覚と似ています。

最初は、気のせいかな?という程度のものかもしれませんが、上手になってくると、日常の感覚とかわらないレベルで、「ひびき」を気軽に感じられるようになります。

そもそも、「ひびき」がわかる感覚というのは、レイキと同じく、わたしたち人間にあらかじめそなわっている機能です。これまでは、そういった機能を意識していなかったり使ってこなかったので最初はちょっと錆びついているだけです。だから、安心してください。あきらめずにレイキを続けていればわかるときが来ます。

少しずつでも、「ひびき」が分かるようになる過程を体験していくところに、レイキを実践していく面白さがあります!

焦らず、ご自分の感覚を楽しみながらはぐくんでいきましょう。

「ひびき」を感じるコツ

一言でいえば、「ゆだねて待つ」ということでしょうか。何かをさがしだそうと目的意識をもったりしないことです。レイキをするという心地よさに身をゆだねていると、静まり返った湖の水面に波紋が映るように、ふっと、感じたりするものです。

姿勢はご自分が楽に無理なくレイキができる状態で、腕や手の平までゆったりと脱力している方がうまくいくでしょう。

自分の体でも、人の体でも、手をいったん置いたら静かに待ってみてください。

感じよう、感じようとしていては、かえって緊張してしまうもの。レイキの心地よさに浸ってぼ~っとしてしまうのがコツです。

ヒビキのことなんか忘れていれば、ふいに、あれ?と感覚がやってくるものですよ!

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「ひびき」と経絡

「ひびき」の感覚は、ほんの始まりにすぎません。手当ての実践、遠隔の実践など、さくさんの体験をつみかさねていくほどに、「ひびき」だけではなく、ほかにもさまざまな感覚でエネルギーの状態を感知することができるようになります。

たとえば、イメージで、エネルギーの塊のようなものを感じたりすることもあるでしょう。そして、その対象にレイキを続けていくと、それがしだいに溶けてゆき、縮んで固まっていたエネルギーの通り道が伸びていくのがわかるようになったりもします。

また、そうしたエネルギーの通り道が、経絡図(中医学のエネルギー概念)と一致することに気づいたりもします。

「ひびき」以後の感覚がどのように開いていくのかはわかりません。おひとりおひとりの感受性により、さまざまです。ひとつ言えることは、レイキをしているその瞬間を味わい楽しむこと。レイキを実践する「今」に真摯に向き合い、その実践から得られるゆたかさを享受していくことが、ご自身の感受性を開いていく一番の近道となるでしょう。

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